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旅路の延長線~風情が残る宿場町(佐用町平福)~
2024.4.7
銀波荘から車で約1時間20分、かつて因幡街道随一の賑わいを見せていた宿場町、佐用町平福へ足を延ばしてみませんか。
日中は平福のまちなみを散策し、道の駅ひらふくで佐用ならではの「鹿コロッケ」を頬張ったり、観光ガイドを予約して街並み散策や利神城(りかんじょう)登山を楽しんだり、滞在時間に応じ自分好みの旅をカスタマイズできます。イベント時には、江戸時代の時の屋号を印した提灯を家々が掲げるので、なお一層趣が出ます。
平福で休憩されるなら、お勧めは街並みの中にある『重次郎 平福茶房』と『えとらんぜ』。重次郎はもともと姫路の人気和菓子店の2号店で2021年に古民家を改修してオープンされました。季節ごとのパフェやかき氷のほか、素材にこだわった小ぶりなおはぎや小餅がお土産にも最適です。
えとらんぜは、2018年にオープンした古民家カフェ。ノスタルジックな店内が素敵なのはもちろんのこと、佐用川に面したガーデンテラスが見所です。季節によっては絶滅危惧種のアサギマダラも飛来します。お勧めの季節は、店主が丹精込めて育てるバラが咲き誇る5月頃です。店内では和洋のランチと自家焙煎珈琲とふわふわパンケーキのスイーツセットなどをお召し上がり頂けます。
平福の土蔵と川屋敷が建ち並ぶ風景は、風がない時は川面に陰が映り絶好の写真スポットです。年に数回イベント時には、夜間のライトアップがなされ幻想的な川端風景が広がります。記念日などのために特別にライトアップの予約も有料で受け付けています(特別ライトアップ問合せ先:佐用町観光協会及び平福地域づくり協議会0790-82-0670)。