夕映え便り

秋の行楽には犬島へ

赤穂にいらっしゃるついでに、ご家族で楽しめる近場のスポットをご紹介します。

秋晴れの日に、家族でちょっと遠出しようと「犬島」へのプチ旅行を計画しました。

赤穂から車で約1時間。
途中で岡山の日生漁協の五味の市に立ち寄って、お昼ご飯を食べたり、お土産(海産物や今なら葡萄など果物も安い!)を買いました。カキフライソフトクリームが名物(?)らしいのですが、勇気がなかったので、普通に日生名物ミカンソフトを堪能。

岡山県岡山市の宝伝(ほうでん)港から定期船に乗って約10分で犬島へ。
車は近くの市営駐車場(500円/1台)に停められるので便利です。

定期船

犬島には犬島精錬所美術館と犬島「家プロジェクト」の屋外アートが点在しており、てくてく島歩きをしました。個人的にはF邸の宇宙の始まりのような不思議な展示が気に入りましたが、小学生の子どもたちはアート以上に近寄ると慌てて逃げるたくさんの蟹や、トンボ、犬島の風土に大満足していました。

犬島の海岸犬島精錬所美術館

犬島精錬所美術館は、約100年前にたった10年だけ操業していたとのこと。
今は近代化産業遺産として、中が美術館として活用されています。
作家の三島由紀夫さんの旧宅の部材も使用して、アートに活かしているとのこと。
真っ暗な中、背後に迫る太陽と出口の明るい青空(「イカロス・セル」)・・・、空中に浮かぶ無数の窓や扉(「イカロス・タワー」)、思い切った展示ばかり。初めてのはずなのにどれも夢で見たことがあるような不思議な気がします。

子どもたちは、「どこでもドアがくるくる回っている!」と喜んでいました。
美術館の構造で、風が入り口から精錬所の煙突へと吹き抜けるようにしているため、アートが風で回っているとのこと。美術館内部の暗闇も、冒険心をくすぐったようです。

宝伝港13:00発の定期船に乗って、帰りは犬島15:25発の便に乗船。島には約2時間の滞在でした。
島内でシーズンにはカヤックもできるようなので、次は釣りや水遊びもしようね!と来年の約束ができてしまいました。

担当:荒木

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